【司法試験】刑事訴訟法(H27)

問題

【出典:法務省ウェブサイト(001144529.pdf) 】

答案(例)

第1 設問1
1.①の捜査
(1)強制処分として違法ではないか。
ア ●強制処分と任意処分の区別
イ あ
ウ 結論:否定・適法
(2)任意処分として違法ではないか。
ア ●任意処分の限界
イ あ
ウ 結論:適法

2.②の捜査
強制処分たる検証として違法ではないか。
(1)あ:
(2)結論:違法

第2 設問2
1.証拠収集上の問題
(1)本件文書及び本件メモの収集過程に違法があれば、両者の証拠能力に影響を及ぼし得る。
この点、甲は…しており、…たる自白に該当するところ、検察官の不起訴約束に違法はないか。
ア ●不起訴約束による自白
イ あ
ウ 結論:違法
(2)それでは、当該違法は、派生証拠たる本件文書及び本件メモの証拠能力にどのような影響を及ぼすか。
ア ●派生証拠の証拠能力
イ あ:①先行手続の違法性評価、②乙の任意性ある自白の介在、③これを疎明資料とする裁判官による令状審査・発付。関連性は大きくない。
ウ 結論:証拠能力は認められる。

2.本件文書
(1)作成者の供述証拠として、伝聞証拠にあたり証拠能力が否定されないか。
ア ●伝聞証拠法則
イ あ
ウ 結論:非伝聞
(2)関連性が認められるか。
ア あ
イ 結論:認められる。
(3)結論
よって、証拠能力が認められる。

3.本件メモ
(1)…なので、伝聞証拠にあたる。よって、原則として、証拠能力は認められない。
しかし、…供述書であることから、例外として、321条1項3号により証拠能力が認められないか。
ア 供述不能
イ 不可欠性
ウ 特信性
(2)よって、証拠能力が認められる。
以上

出題の趣旨

【出典:法務省ウェブサイト (<5461726F2D81798FA496408DB791D6817A8F6F91E88EEF8E7C8D8791CC94C5>) 】

採点実感等

【出典:法務省ウェブサイト (001166218.pdf)】

参考

・「個人の意思の制圧」・「権利・利益の制約」がポイント

その他