【司法試験】刑法(R4)

問題

【出典:法務省ウェブサイト (001371991.pdf)】

答案(例)

第1 設問1
1.立場(1)
…なので…。
(1)●不法原因寄託物と横領
(2)あ
(3)結論
2.立場(2)
…なので…。
(1)●横領した(不法領得の意思)
(2)あ
(3)結論

第2 設問2
1.
…なので、「傷害」(204条)にあたる。
(1)しかし、…なので、違法性阻却されないか。正当防衛(36条1項)
ア ●急迫性(定義)
イ あ
ウ 結論:認められない。
よって、正当防衛は成立しない。
(2)しかし…、そこで故意が認められるか。
ア ●誤想防衛
イ あてはめ:「やむを得ずにした」の要件不充足
ウ 結論:認められない。
(3)もっとも、過剰性を認識していない。そこで、過剰防衛(36条2項)が準用されないか。
ア ●誤想過剰防衛
イ あ
ウ 結論:認められる。が過失犯。

2.本件原付を乗り去った行為
(1)窃盗罪(235条)の構成要件該当性(客観・主観全般)
(2)しかし、…なので、緊急避難(37条1項)が成立しないか。
ア 急迫性
イ 現在の危難 ●理解:これを否定しても良い(設問1とも整合するか。)。
ウ 害を避けるため
エ やむを得ずした行為
オ 法益均衡
よって、緊急避難は成立しうる。
(3)もっとも…。
ア ●自招危難
イ あ
ウ 結論:成立

3.罪数
以上

出題の趣旨

【出典:法務省ウェブサイト (001380005.pdf)】

採点実感等

【出典:法務省ウェブサイト (001382905.pdf)】

参考

・設問1については、「自説の論拠や他説への批判などを踏まえつつ」が必要。「簡潔」とあるものの。また、甲の横領罪が成立するかについての見解なので、あてはめまで必要。単なる理論では足りない。当然ながら。

その他