2024年5月4日 / 最終更新日時 : 2024年2月17日 竹岡 修太 判例(開門) 国有化(東京高裁昭和28年9月11日判決) 【事実の概要】・X(英国法)が、Y(日本法人)に対し、Yの即時取得は成立しない等と主張し、石油の処分禁止の仮処分を申請した(@東京地裁)。・当該石油は、イラン(革命により成立したイラン・イスラム共和国)が、石油国有化法よ […]
2024年4月27日 / 最終更新日時 : 2024年5月3日 竹岡 修太 判例(開門) 公序(手続的)(最高裁平成31年1月18日第二小法廷判決) 【事実の概要】・X等が、Yに対し、損害賠償請求訴訟提起(@米国加州の裁判所)。・欠席判決(Default Judgment)がされた。・しかし、Yには通知されなかった。・Yは控訴等せず、判決確定。・X等が、当該外国判決の […]
2024年4月20日 / 最終更新日時 : 2024年4月21日 竹岡 修太 判例(開門) 子奪取民事条約(人身保護請求)(最高裁平成30年3月15日第一小法廷判決) 【事実の概要】・Y(妻)が、子を連れて、米国から日本に帰国。・X(夫)が、子の米国への返還(子奪取条約実施法26条)を命ずるよう申立て(@東京家裁)、終局決定。・その後、代替執行等が奏功せず、事件終了。●その後、Xが、子 […]
2024年4月13日 / 最終更新日時 : 2024年4月14日 竹岡 修太 判例(開門) 子奪取民事条約(適用)(最高裁平成29年12月21日第一小法廷判決) 【事実の概要】・X(夫)及びY(妻)、並びに子A・B(共に11歳7か月の双子)及びC・D(共に6歳5か月の双子)は、米国で同居していた。・Yが、子全員を連れて、日本に入国。・その後、Xは、Yに対し、子全員につき米国への返 […]
2024年3月30日 / 最終更新日時 : 2024年3月31日 竹岡 修太 判例(開門) 特別の事情(最高裁平成28年3月10日第一小法廷判決) 【事実の概要】・X→子会社(ネバダ州法人)→(株式20%保有)→Y・Yの取締役会は、Xの取締役会長等が反復して海外腐敗行為防止法(米国連邦法)違反行為をしたと見受けられると、上記株式20%を強制償還する決議をした。 ・Y […]
2024年3月23日 / 最終更新日時 : 2024年3月23日 竹岡 修太 判例(開門) 上告(外国法の適用違背)(最高裁平成20年3月18日第三小法廷判決) 【事実の概要】●・A死亡。Yが相続。・X(Aの子)等が、AY間の親子関係不存在確認等を求めて提訴。 (A死亡後、約10年後にもなって、という事案であった。)・全員韓国籍。●原審:AY間の親子関係の存否の準拠法はAの本国法 […]
2024年3月16日 / 最終更新日時 : 2024年3月17日 竹岡 修太 判例(開門) 裁判権免除(最高裁平成18年7月21日第二小法廷判決) 【事実の概要】●・X(日本企業)が、Y(Islamic Republic of Pakistan)に対し、コンピューター等の売買契約を締結。・当該売買契約に基づく代金支払債務を目的とする準消費貸借契約を締結。・Xが、Yに […]