2024年3月2日 / 最終更新日時 : 2024年3月2日 竹岡 修太 判例(開門) 先決問題(最高裁平成12年1月27日第一小法廷判決) 【事実の概要】・X(日本国籍)が、Yに対し、建物共有持分権に基づき、当該建物の明渡請求の訴えを提起した。・当該訴えによる訴訟の過程において、当該建物共有持分権についての訴外・被相続人(韓国籍)とその相続人たるXとの間にお […]
2024年2月24日 / 最終更新日時 : 2024年2月25日 竹岡 修太 判例(開門) 特別の事情(最高裁平成9年11月11日第三小法廷判決) 【事実の概要】・X(日本法人)は、Y(日本人・ドイツ在住)と、欧州における自動車の買付業務委託契約を締結し、資金をY指定銀行口座(ドイツ)に送金した。・その後、Xは、Yによる当該資金の管理に疑念を抱き、Xの本店所在地たる […]
2024年2月17日 / 最終更新日時 : 2024年2月25日 竹岡 修太 判例(開門) 「父母がともに知れないとき」(最高裁平成7年1月27日第二小法廷判決) 【事実の概要】・ある女性が、日本の病院でXを出産した。Xの父については、不明。・Y(国)が調査した結果、当該女性は日本国籍ではないとして、Xの日本国籍取得が認められず。・Xが、Yに対し、国籍確認請求の訴えを提起。 【判旨 […]
2024年2月10日 / 最終更新日時 : 2024年2月25日 竹岡 修太 判例(開門) 国籍の生来取得(生後認知)(最高裁平成9年10月17日第二小法廷判決) 【事実の概要】・A(韓国人・女)は、B(日本人・男)と婚姻。別居。・Aは、C(日本人・男)と知り合い、Xを出産。・BX間の親子関係不存在の審判確定。・Xにつき、Aは出生届を、Cは認知届を提出。・出生届の父の欄は抹消、本籍 […]
2024年2月3日 / 最終更新日時 : 2024年2月25日 竹岡 修太 判例(開門) 国籍法(憲法との関係)(最高裁平成20年6月4日大法廷判決) 【事実の概要】・Xは、非嫡出子(母:フィリピン国籍、・父:日本国籍)。・父から認知を受けた。・国籍取得届を提出したが、条件(国籍法3条1項)を充足していない旨、通知あり。父母の婚姻による準正を経ず、非嫡出子のままでは国籍 […]
2025年10月4日 / 最終更新日時 : 2025年9月14日 竹岡 修太 判例(開門) 管轄(事業活動地)(大阪地裁(堺支部)平成28年3月17日判決) 【事実の概要】・X(日本人・日本在住)は、Y(グアム法人・本店グアム)による解雇無効等を主張し、雇用契約上の地位確認の訴えを提起した。・Yは、訴外A社(日本法人)の子会社である。 【判旨】訴え却下 ・「民訴法3法の3第5 […]
2025年9月27日 / 最終更新日時 : 2025年9月14日 竹岡 修太 判例(開門) 親権・後見(東京地裁平成27年4月22日判決) 【事実の概要】・以下、各自然人は全員中国籍。・不法行為に基づく損害賠償請求訴訟(被告U)において、原告(会社)の代表者(Y)の地位が争点となり、その前提として、Yの妹V(死亡)の子(W・X)に代わってされた相続放棄につい […]