2024年5月11日 / 最終更新日時 : 2024年2月18日 竹岡 修太 判例(開門) 後見(東京高裁昭和33年7月9日判決) 【事実の概要】・Yは、子Z(スウェーデン国籍)の母(スウェーデン国籍・死亡)から委託を受け、当該子を養育してきた。・X(在日スウェーデン国公使)は、子Zの監護権者に任命された(byストックホルム市裁判所)。・Xは、Yに対 […]
2024年5月4日 / 最終更新日時 : 2024年2月17日 竹岡 修太 判例(開門) 国有化(東京高裁昭和28年9月11日判決) 【事実の概要】・X(英国法)が、Y(日本法人)に対し、Yの即時取得は成立しない等と主張し、石油の処分禁止の仮処分を申請した(@東京地裁)。・当該石油は、イラン(革命により成立したイラン・イスラム共和国)が、石油国有化法よ […]
2024年4月27日 / 最終更新日時 : 2024年5月3日 竹岡 修太 判例(開門) 公序(手続的)(最高裁平成31年1月18日第二小法廷判決) 【事実の概要】・X等が、Yに対し、損害賠償請求訴訟提起(@米国加州の裁判所)。・欠席判決(Default Judgment)がされた。・しかし、Yには通知されなかった。・Yは控訴等せず、判決確定。・X等が、当該外国判決の […]
2024年4月20日 / 最終更新日時 : 2024年4月21日 竹岡 修太 判例(開門) 子奪取民事条約(人身保護請求)(最高裁平成30年3月15日第一小法廷判決) 【事実の概要】・Y(妻)が、子を連れて、米国から日本に帰国。・X(夫)が、子の米国への返還(子奪取条約実施法26条)を命ずるよう申立て(@東京家裁)、終局決定。・その後、代替執行等が奏功せず、事件終了。●その後、Xが、子 […]
2024年4月13日 / 最終更新日時 : 2024年4月14日 竹岡 修太 判例(開門) 子奪取民事条約(適用)(最高裁平成29年12月21日第一小法廷判決) 【事実の概要】・X(夫)及びY(妻)、並びに子A・B(共に11歳7か月の双子)及びC・D(共に6歳5か月の双子)は、米国で同居していた。・Yが、子全員を連れて、日本に入国。・その後、Xは、Yに対し、子全員につき米国への返 […]
2024年3月30日 / 最終更新日時 : 2024年3月31日 竹岡 修太 判例(開門) 特別の事情(最高裁平成28年3月10日第一小法廷判決) 【事実の概要】・X→子会社(ネバダ州法人)→(株式20%保有)→Y・Yの取締役会は、Xの取締役会長等が反復して海外腐敗行為防止法(米国連邦法)違反行為をしたと見受けられると、上記株式20%を強制償還する決議をした。 ・Y […]