2023年7月2日 / 最終更新日時 : 2023年7月2日 竹岡 修太 判例(開門) 代理母出産(最高裁平成19年3月23日第二小法廷判決) 【事実の概要】・米国人女性が、X1・X2から依頼を受け、米国ネバダ州において、代理出産により甲・乙を出産した。・ネバダ州の裁判所において、X1・X2が甲・乙の法律上の父母であることの確認命令があり、その旨の出生証明書も発 […]
2023年7月1日 / 最終更新日時 : 2023年7月1日 竹岡 修太 判例(開門) 属地主義(最高裁平成9年7月1日第三小法廷判決) 【事実の概要】・Xは、日本・ドイツにおいて、自動車の車輪に関する発明についての特許権者である。・Yらは、Xがドイツで当該発明を実施し製造販売した製品を、日本に輸入し販売した。・Xは、Yらに対し、輸入及び販売等の差止め及び […]
2023年6月10日 / 最終更新日時 : 2024年1月6日 竹岡 修太 判例(開門) 反致(最高裁平成6年3月8日第三小法廷判決) 【事実の概要】・A(中国国籍)が死亡し、本件土地(日本所在)について、遺産分割の結果、X(Aの配偶者)が単独所有者となった(と主張)。・その後、Aの父B(台湾出身者)が死亡し、建物(本件土地上)について、Y等が相続。・X […]
2023年6月3日 / 最終更新日時 : 2024年1月6日 竹岡 修太 判例(開門) 法律関係の性質決定(最高裁平成6年3月8日第三小法廷判決) 【事実の概要】・A(中華民国国籍)が死亡し、不動産(日本所在)について、通則法36条(法例(平成元年改正前)25条)により、Aの子X1・X2が相続した。・X1・X2は、当該不動産をYに売却し、移転登記をした。・しかし、当 […]
2023年5月27日 / 最終更新日時 : 2023年4月2日 竹岡 修太 判例(開門) 公序(最高裁昭和59年7月20日第二小法廷判決) 【事実の概要】・X女(朝鮮国籍)が、Y男(韓国国籍)に対し、日本の裁判所において、離婚、自己を子4名の養育者と定めること、財産分与(1700万円)、及び慰謝料支払い(300万円)を求めて訴え提起した。・韓国民法上、離婚に […]
2023年5月20日 / 最終更新日時 : 2023年5月21日 竹岡 修太 判例(開門) 相互の保証(最高裁昭和58年6月7日第三小法廷判決) 【事実の概要】・X社が、Y等に対し、米国コロンビア特別行政区連邦地裁において、売掛代金請求訴訟を提起し、勝訴・確定した。・X社は、日本の裁判所において、Yに対する強制執行判決を求めた。 【判旨】(旧民訴法の条文番号・文言 […]
2023年5月13日 / 最終更新日時 : 2023年7月5日 竹岡 修太 判例(開門) 債権質(最高裁昭和53年4月20日第一小法廷判決) 【事実の概要】・B社(外国法人)が、Y銀行(香港支店。本店はバンコク所在。)と、当座貸越契約を締結した。・その条件として、B社の代表者A(中国人)がY銀行(東京支店)に有する定期預金証書について、Aが裏面署名の上、Y銀行 […]