【司法試験】憲法(H19)

問題

【出典:法務省ウェブサイト (<5461726F31322D985F95B68EAE8E8E8CB196E291E881698A6D92E894C5816A>)】

答案(例)

第1 設問1
1.条例の合憲性
(1)都市計画法との抵触1000平方メートル以上の点で重なる。開発事業協定(周辺住民過半数同意)・市との協議義務付けの点で上乗せ。
●論証:「法律の範囲内」(94条)
あ:…
(2)宗教的行為の自由との関係
●人権パターン
あ:自由を侵害
2.不許可処分の合憲性
●「市民生活の安全に支障が生じる」か? ●認識(検討):条例が合憲であるとしても、なので、条例の文言を。裁量論でOKだろう。
あ:①A・Bは異質、②根拠のない憶測

第2 設問2
1.C市の主張
・民主主義
・施設建設不可のみ(事実上・間接的)
・200メートル以内限定
・威圧的発言
2.私見 ●方針(検討):異なる事実を戦わせない。「同じ事実」の評価で勝負。
…建設は許し、監査等を充実させれば足りるだろう。大きな事件を起こしたがゆえに紛糾。逆に言えば、かかる宗教法人の数は限定ゆえ、個別対応十分可能。
以上

出題の趣旨

【出典:法務省ウェブサイト(<5461726F31322D95BD90AC82508258944E90568E6996408E8E8CB1985F95B6>)】

採点実感等

・該当なし
・ヒアリング
【出典:法務省ウェブサイト(<5461726F31322D83718341838A8393834F8A54977688C481698CF696408145>)】

参考

・条例の二段階構造(住民投票が第一段階)に即した検討。

その他

・居住移転・財産権等書かない。20に絞り深く。それで「落ちない」(憲法で受かる必要性も可能性も安定性もなし。)。8法ある。
・対立点は3つとする。