【司法試験】憲法(H20)
問題
【出典:法務省ウェブサイト (<5461726F2D985F95B68EAE8E8E8CB18CF696408C6E89C896DA81698A6D92E8>)】
答案(例)
第1 設問1
1.明確性の原則違反
(1)「有害情報」(法2条2号)が…
(2)あ
(3)結論:違憲
2.表現の自由侵害 ●人権パターン
(1)フィルタリング・ソフト法によるフィルタリング・ソフトウェア搭載義務付け・罰則が… ●法5条、6条、18条等
(2)あ
(3)結論:違憲
3.適用違憲 ●法17条、16条1項2号
・注意喚起している。有益な情報。他のサイトは閲覧できるようにはしていない。
結論:違憲
4.第三者の知る自由 ●人権パターン
主張適格●判例⇒あ⇒可能。●認識:落として良い。
(1)
ア.フィルタリング・ソフトによる閲覧制限が未成年者の知る自由を…
イ.あ
ウ.結論:違憲
(2)
ア.法定の手続によらなければ閲覧できないことが成年者の知る自由を…
イ.あ
ウ.結論:違憲
5.委任命令
・法2条2号の「著しく」を考慮しない府令も論点だったらしいが書かなくて良い。他がより重要。バランス論。
第2 設問2 ●私見:60%不安では全然ダメだろう。
1.
(1)読み取り可能等
(2)私見
2.
(1)子供の保護⇒中間審査基準へ⇒あ⇒合憲 等
(2)私見
3.
(1)…
(2)私見
4.
(1)関係ない等
(2)私見
5.委任立法
(1)…
(2)私見
以上
出題の趣旨
【出典:法務省ウェブサイト(<5461726F2D95BD90AC8251824F944E90568E6996408E8E8CB1985F95B68EAE>)】
採点実感等
【出典:法務省ウェブサイト (<5461726F2D95BD90AC8251824F944E8DCC935F8EC08AB42E6A7464>)】
・ヒアリング
【出典:法務省ウェブサイト (<5461726F2D8CF696408C6E83718341838A8393834F81693039303231338DC5>)】
参考
・資料の、ポイントに絞り、シッカリ言及する、ことを心掛ける。
・検閲の問題ではない。
・言われなくとも判例に挨拶。
・どの権利がどの規制によって制約されるかを具体的に。当然ながら。
・立法事実と司法事実の峻別。具体的事情は司法事実のみ。当然ながら。
・あらゆる論点に均等に言及、は評価されない模様。それが正当である。
その他
・私見:主張適格を出題する「感性」について検討。実際触れていない答案多数の中。
・主張適格・委任立法は書かないのが現場感覚。なお、明確性は、書くな、が多くなっている模様。よって、法令違憲・適用意見がメインステージ。妥当。
