【予備試験】法律実務基礎科目(刑事)平成26年

問題

【出典:法務省ウェブサイト (QRY-4.indd)】

解答例

第1 設問1
・刑訴規則208条3項
・共謀の事実(証明予定事実記載書第1の3項)
・Aの主張によれば共謀の事実はないので。
第2 設問2
1.
・B立会の下での検察官作成実況見分調書(316条の15第1項3号)
・甲2号証はV立会であり、一致するか否かにより、その信用性を左右する(同条2項)。
2.
・被害者の負傷状況とバットによる殴打との整合に関する鑑定書(同項4号)
・Vはバットで殴られたと言っており、その信用性を左右する(同条2項)。
3.
・Vの検察官面前調書(同項6号)
・記憶鮮明・その後に変遷がないか等を確認できることとなるため、V供述の信用性を左右する(同条2項)。
第3 設問3
1.強盗の共謀の否定
・共謀
・あ
2.窃盗の幇助
・幇助とは
・あ
第4 設問4
Bの被告人質問調書の取調べ請求
・反論:316条の32第1項
 しかし、存在しなかったので、「やむを得ない事由」あり。
・反論:不同意
 しかし、321条1項1号要件充足
●注意:供述の変遷、共犯者供述の危険性(責任転嫁等)
以上

出題の趣旨

(略)