【予備試験】法律実務基礎科目(刑事)令和2年
問題
【出典:法務省ウェブサイト (001330823.pdf)】
解答例
第1 設問1
1. 小問(1)
時間帯・動機からは〇。しかし別の機会かも。
2.小問(2)
・凶器である。
・秘密の暴露
第2 設問2
1.小問(1)
・証拠の一覧表開示請求(刑訴法(以下法名略)316条の14第2項)
・W1の供述証拠の累計証拠開示請求(316条の15第3項1号)
(1)同号イの類型としては、同条1項6号に該当するW1の検察官面前調書
(2)W2供述との整合性等を確認できることから、その信用性判断のため必要(同号ロ)。
2.小問(2)
Aは勾留中でありW1による働きかけは想定されず、Aの防御のための必要性はある。よって、相当。
第3 設問3
・309条1項
・伝聞証拠排除法則(320条1項、324条1項、322条1項本文、同ただし書き)
・規則205条2項
第4 設問4
1.保釈
(1)権利保釈:不可(89条1号・本文)
(2)裁量保釈(90条):証拠調べ終了しており、承認威迫等はない。他方、父親の葬儀は1回のみで不参加の不利益大きい。よって、OK
2.執行停止(95条)
・「適当」
以上
出題の趣旨
(略)